こんにちは、もっちーです。
やはり空母に並べるなら、よりディテールの細かい精密なゼロ戦を作り、完成度をアップさせたい!
というわけで、1/700零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の作り方 を紹介したいと思います。
今回は赤城用のゼロ戦を製作した時の例を参考に説明していきたいと思います。
ではまず、基本となるプラスチックの機体を準備します。
今回用意したのがこれです。
モールドが凹になっているため、墨入れもやりやすく精密度が高いです。
増設タンクや魚雷、爆弾、プロペラ等が別パーツで付属しています。
そのため正直エッチングパーツなしでも十分の完成度になります。
エッチングパーツを使ってまで精密に仕上げる必要がない人には、断然おすすめです。
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今回僕が紹介するゼロ戦ではエッチングパーツも使用していきます。
使用するエッチングパーツはこちらです。
上から順番に
・ゼロ戦 10機
・九九式艦撃 15機
・九七式艦攻 15機
となっています。なぜゼロ戦が10機しかないのか?
空母に艦載機を配置する際、ゼロ戦が10機以上あるなんてことはあまりないってことですかね。
とりあえず、このエッチングパーツが1枚あれば空母1隻分の艦載機は製作できます。
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では、作業に入っていきたいと思います!
まず最初は、プラの機体とエッチングパーツを洗浄します。
使用する際は洗剤で洗うのみで、プライマーは吹いていません。
プライマー吹いたら細かいモールドが埋まってしまった経験があるのでやらないようにしてます。
ゼロ戦のスピナー部分に穴を開けて、真鍮線を通します。
こうすれば持ち手もあるし、発泡スチロールに刺しておくこともでき、今後の作業で役立ちます。
こんな感じで、発泡スチロールに刺して保管しています。
ちなみに、機体は透明なプラスチックでできているんですが、ゲート跡や傷、モールド等が視認しずらいです。
そのため、僕の場合はグレーで塗装してから作業を行っています。
エッチングにも塗装してありますが、プライマーなしで大丈夫か確認のために塗装しているだけです。
では風防から接着していきます。
注意点として、エッチングパーツの折り曲げ加工は基本的に1発勝負だと考えておいてください。
何回もやり直すとポロポロとれてバラバラになってしまいます。
まあ、初めての時は確実に失敗しますが、慣れるまでの辛抱です。僕も何個かやっちゃいました。
画像のように側面と後ろを折り曲げ、先に接着します。前方の風防はまだ手をつけていません。
接着剤が固まったのを確認したら、前方の風防を折り曲げてあげればOKです。
↓
こんな感じです。
え?下手糞だって?
目で見た時は良い感じだったんですがね。僕の技術だとこの拡大写真には耐えられません。
拡大写真でもあの完成度を誇るプロモデラーの凄さを実感します。
話をもとに戻して、次は主脚を接着します。
エッチングプレートから主脚を切り出しましょう。なかなかのディティールです。
そしたら「ニッパ型ピンセット」で折り曲げます。
こんなやつです。
この道具はエッチングパーツを折り曲げるや、力のいる精密作業で役立つためかなり重宝します。
ピンセットだと把持(つかむ)が難しく、加えて折り曲げ加工が必要!なんて時に使用しています。
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後はゼリー状瞬間接着剤で接着します。
接着完了です!
次はゼロ戦の増槽(落下タンク)を接着します。
エッチングプレートにはこんな感じに付いてます。
切り出したら折り曲げていきます。
折りきる前に少しだけゼリー状瞬間接着剤を間に着けてから閉じます。
後は主脚付近にある穴に差し込む感じで接着します。
ここで1つ驚きが!
このレインボー社のエッチングプレートにはなんと後輪までついています。
こちらになります。
小さい!
まあとりあえず切断してみよう、ッピーン。
とりあえずピンセットでつまんでみよう、ッピーン。
瞬間接着剤をつけ・・・、ッピーン。
というように後輪は行方不明になりやすいです。
弾けたら見つけることはほぼ不可能。精密ピンセットでも把持が辛いです。
エッチングパーツを普段使用しない方は手を出さないないのが一番でしょう。
着けたとして肉眼じゃ見ても分からないですし。
僕は被害を出しながらもなんとか接着しました。
もう当分やりたくないです。
最後はアンテナ支柱です。
とりあえず画像をご覧ください。
近くのホチキスの針を見れば小ささがわかるでしょうか。
こんな小さいパーツはプロ仕様です。一般人が手を出してはいけない。
艦船模型が嫌いになる可能性があります。
<以下は挑戦する方専用>
まず、切り出した瞬間から出来る限り呼吸をしないでください。僕は鼻息で2つ吹き飛ばしました。フガー!
切り出した後は、指先の指紋に挟める感じで持ち上げピンセットでパーツを把持します。
っピーン!にはもちろん気を付けて下さい。僕は追加で1本紛失(合計3紛失)。
後は瞬間接着剤を付け、風貌に差し込む感じで接着します。
接着完了です。紛失して数が足りない分は、伸ばしランナーで代用しました。
これで一通りのエッチングパーツ接着は終了です。
この作業を10機分やるってかなりの根気が必要となりそうですが、出来たときの達成感は素晴らしいですよ!
次は塗装編になります。
それではまた~
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