こんにちは,もっちーです.
前回の続きから信濃の製作を進めていきます.
1.艦NEXT航空母艦:信濃の艤装(ぎそう)製作
1.1 測距儀(そくきょぎ)
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まずは測距儀です.
見てのとおりとなりの25mm単装機銃とほぼ変わらないサイズですので,指では把持できません.
また,パーツをピンセットで弾いてしまわないように気を付けましょう.
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測距儀パーツの下にはダボがあります.
しかし,このまま組もうとするとダボ穴の奥まで入らないという問題に直面します.
組付け失敗実例
ダボが奥まで入らずはみ出しています.
この状態から力を入れると高確率で測距儀が壊れます.(筆者が実際に破壊しました・・・)
ではどうすればいいのか?
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ダボを短くすれば解決です!
ただし,パーツの固定には接着剤が必要となります.
キットは接着剤を不要とするためにダボを長くしていると思うんですが,接着剤を使うならダボは短くてもOKです.
僕は流し込み接着剤を使用しています.
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しっかり奥までダボがハマりました!
無事解決です!(^^)!
話は変わって,測距儀のパーツ以外にもダボが悪さをする部品はたくさんあります.
その時は無理して押し込まず、ダボを短く切断することで解決できるかと思います.
1.2 カッターボート
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次はカッターボートを製作していきます.
使用するパーツは画像の通りです.
カッターボートの木目色なんですが・・・
実は塗っています…(素組とは!?)
キットが濃い緑1色だったので我慢できませんでした.
筆でちょちょっと塗っただけなので見なかったことに・・・(  ̄ー ̄)ノ
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前回の記事でも紹介したクラフトヤスリでゲート処理をしています.
画像は処理後です.
土台のゲートは綺麗に処理できましたが,クレーン部はいまいちです(*_*)
この後スポンジヤスリでクレーン部の曲面を処理したら上手くいきました.
クラフトヤスリは曲面のゲート処理にはあまり向いていないようです.使い分けが大事ですね.
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組むとこんな感じです!
意外と組むのが難しかったです.
特にカッターボートとクレーンの連結部は苦戦しました.
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同じものを左右で2つ作りました.
スミ入れ前なので見栄えがあまり良くありませんが,スミ入れ後はリアルになるはずです.
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ここでまたもやダボの問題発生.
画像中の舷側にあるダボ穴に,ピンセットで把持しているカッターボートのダボが入りません・・・
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というわけで,ダボを短く切断しました.
画像くらいまで切断しても大丈夫です.
むしろこれくらいの方が組みやすいです(^^)
2022年4月10日追記
ひょっとしてタッカーボートの台が本体に入らないのは、パーツの押し出しピンによる成形不良
ではないですか私は、差し込み部の裏のボス面を削りました
コメント欄にて上記の情報提供がありました.
これから組む方の参考になれば幸いです.
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しっかり組めました.
ちなみに画像の状態は接着剤の使用量が多すぎた悪い例です.
はみ出た接着剤により舷側パーツの表面が汚くなっています.
何も考えず流し込むとこうなりますので皆さんはご注意下さい.
左舷のカッターボート
ちょっと隠れていますが,このチラ見せが空母模型においては良いアクセントとなります.
右舷のカッターボート
こっちはしっかり見えます.
フジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズ No.8 日本海軍航空母艦 信濃 色分け済みプラモデル製作レビュー③のまとめ
フジミ模型 1/700 艦NEXTシリーズ No.8 日本海軍航空母艦 信濃 色分け済みプラモデル製作レビュー③では
・測距儀の組付け
・カッターボートの組付け
・ダボの問題解決方法
について解説しました.
これで兵装以外の艤装をすべて組み付けたので,次回はスミ入れ作業が出来そうです.
それではまた~
コメント
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ひょっとしてタッカーボートの台が本体に入らないのは、パーツの押し出しピンによる成形不良
ではないですか私は、差し込み部の裏のボス面を削りました
なるほど,裏側にボス面があったのですね.情報提供ありがとうございます.
記事に追記させていただきます.