戦艦長門(屈曲煙突)製作記3

こんにちは、もっちーです。

今回は前回スルーした搭載機の組み立てと、アンテナ支柱の製作をします。

エッチングの取り付け方法は以下のようになっております。
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複葉機の翼同士の間にある翼間支柱をエッチングパーツで再現します。翼間支柱とは翼間で揚力と荷重を分担させるために置かれた機体部品のことです。

ただですねえ、このエッチングパーツがまあひどい。
こちらをどうぞ。

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めちゃくちゃ小さいです。隣の羅針盤が1円玉くらいの大きさだと考えれば想像できるのではないでしょうか。
初心者の方や不器用な方、エッチングパーツを使たことがない人は手を出さないことをお勧めします。

まず、エッチングパーツをカッターで切り出した際に、パチっ!とごこかに飛んでいきます。
次に、ピンセットで把持しているときにパチっ!とどこかに飛んでいきます。
そして、瞬間接着剤を付ける際ベチャっ!とパーツ全体が覆われてしまいます。
パーツはピンセットに接着されていることでしょう。

要は弾けてパーツを無くすし、接着が難しいので製作が億劫になってしまいます。
エッチングパーツに慣れているつもりの僕でさえ「05」パーツを一個紛失しました。画像中にもそれが確認できます。

楽しく作れると思う選択をしてください。また、技術向上のためならぜひ挑戦してみてください。

以降は、エッチングパーツの接着方法を説明していきます。


艦載機の組み立て

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まずはプラパーツをこの状態まで組み上げます。フロートのパーツもかなり小さいので紛失しないように気を付けてください。
その後、プロペラのスピナーを丁寧に切断します。このスピナーは無くさないように。

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次に、ゼリー状瞬間接着剤を用意しマスキングテープの上に少し盛り付けます。同時に、伸ばしランナーを1cmほど切り出しさしておきます。このランナーを使って瞬間接着剤をエッチングパーツに点付けします。

ゼリー状瞬間接着剤は、粘度が高く乾燥の早いロックタイトがお勧めです。

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先ほどスピナーを切断した部分に瞬間接着剤をランナーで点付けし、そこにプロペラのエッチングパーツを接着します。プロペラの中心には穴が空いているので、そこからはみ出た瞬間接着剤にスピナーも接着しましょう。

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お次は強敵の翼間支柱です。上側の翼に溝が彫ってあるのでそこに瞬間接着剤を点付けし、エッチングパーツをのせれば接着できます。このとき支柱が地面に対して垂直になるように気を付けピンセットで固まる前に調整しましょう。

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最後に、上翼と下翼を重ね合わせれば組み立て完了です。すべての下翼と支柱同士を接着する必要はなく、両端または中心部だけを接着すれば問題ないと思います。

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こんな感じです。拡大写真だと翼間支柱が全く垂直じゃないという・・・
僕もまだまだ修行が必要です。

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まあこのサイズなんで肉眼じゃあまずばれないでしょう。でもエッチングパーツがあるかないかでここまで雰囲気が変わるんですね。垂直が重要なんじゃなく、雰囲気が重要なんですね、はい。

ちなみにコンテストや雑誌掲載を目指すなら、絶対に手を抜いてはいけないですしばれるので注意しましょう。

アンテナ支柱の組み立て

それではアンテナ支柱を組み立てていきます。一部分エッチングパーツがあるので、それを組み合わせていきます。
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特に問題なく組めると思いきや問題発生。画像中からわかりますか?

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答えは結合部分の高さが全然違うということです。模型製作に慣れた方なら短くして調整すれば終わりの話なんですが、初心者の方にとては大問題になりそうですね。このまま接着する人とかいそうです・・・

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少しだけニッパーで支柱を切断すれば、画像のようにぴったり接着できます。ただ、切断長が長すぎたり短すぎたりすると支柱が斜めになってしまうので、注意して切断してください。

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アンテナ支柱が煙突、艦橋、主砲と中心を通っているのが確認できると思います。ここがうまくできていないと完成時の出来栄えがかなり悪くなってしまうので気を付けましょう。

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初心者の方大変かもしれませんが、ここは重要なので頑張ってみてください!

それではまた~

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